法学部では何を学んでいるの?法学部の実態

こんにちは、こっしー(@kossyblog)です。

私は、法学部法律学科に通う大学3年生です。

おそらく、皆さんの法学部のイメージって

  • 堅い人が多い
  • 将来は弁護士・公務員になる
  • 六法を持ち歩いている


大体あっています。
初対面の人に学部を伝えると100%

『弁護士になるの?』
と聞かれます。
このやりとり100回しました。

やっぱり外から見るとそれだけ、法学部ってなんの勉強をしているのかわかりづらいと思います。

六法を暗記しているの?と思っている方も多いでしょう。

今回は、法学部で学ぶこと法学部の苦悩を皆様に紹介していきます。

※私が通う法学部の実態です

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法学部の実態

法学部で学ぶこと

私の大学の法学部には1年次にだけ、強制で組み込まれる授業があります。

それは、民法と憲法です。

民法と憲法が基礎になっているためですね。
民法を理解していないと他の法律科目を理解することはできません。

それだけ民法と憲法が大切であるため、1年次に強制的に組み込まれるわけです。

では2年生になると、どうなるでしょうか。

2年生からは、自由に法律科目をとることができます。
法律科目といっても、債権・刑法・国際法・企業法・環境法など(ほんの一部)
法学部でない人でも知っているものから、聞いたことのない科目もあります。
民法を基礎として、様々な科目を学んでいきます。

法律科目を学ぶといってもひたすら六法を暗記するものではありません。

例えば、

  • 判例(過去の判例)を読み、どういった考えで裁判官は判決を下したのか
  • 条文の解釈における対立の歴史
  • 法律の歴史

などです。
普通に過ごしていてテレビなどで耳にするのは、裁判の判決(死刑や懲役、罰金)ですよね。

法学部では、
裁判の判決の理由から、六法のどこのページの条文をどのように解釈して判決を下したのか
を勉強していきます。
条文の解釈の仕方にも多くの人が説を立てていて対立しています。

ここに簡単な条文解釈の例を載せておきます。
※細かな解説は引用元で。

<事例>
 公園の立て看板に「車は立ち入るべからず」と書いてありました。
 では,車椅子は公園に入ってもよいでしょうか?乳母車はどうでしょうか?
引用:
https://hougakudoujou.jimdo.com/法学入門/法学入門七日目/

この事例では、『車』に”車椅子”や”乳母車”を含めるのかという問題があります。

この『車』という一単語の解釈をめぐって多くの学者が研究をしているのです。

法学部では、条文の解釈の仕方を学んでいきます。

法学部の実態

法学部は一般的に、弁護士や司法書士、検察官など司法試験が必要な仕事に就きたい人が入る学部だと考えられています。

初対面の人に
『弁護士になるの?』
と聞かれるほどです。

もちろん法学部では弁護士を目指す人は多いですが、みんながみんな司法試験を受けるわけではありません。

国家公務員や地方公務員を目指している人もいますし、一般企業に入る人もいます。
私の肌感ですが、割合は大体、法律:公務員:企業=4:5:1ぐらいです。

弁護士や公務員志望が多いこともあって、人も、真面目な人が多いです。
大講義の授業でも髪を染めている人は数人、ピアスを開けている男性は激レアの存在です。

法学部のテストが難しすぎる

これから法学部に入ろうとしている人、覚悟しておいてください。

私の大学では、100点満点中60点で単位認定となります。
法学部のテストの特徴をまず、まとめておくと

  • 出席点・レポート点・中間テストはないため期末一発勝負
  • 再試はない
  • 記述式
  • 弁護士志望の人と同じテストを受けるため難易度は高め

になります。

出席点・レポート点・中間試験はなし、期末試験一発勝負


まず、授業で出席をとる授業はありません。そのため出席点など存在しないのです。
また、レポート提出もほとんどありません。この3年間で、レポートは1度しか書いたことがありません。
休むのは自由、だけどテストでしっかり点数をとってねというスタイルです。

再試は許された人のみ

再試はありません。

救済のレポートもなく、病気や部活の試合でテストを受けられなかった人にのみ再試を受ける権利があります。(もちろん証明証が必要)

テスト形式は記述

一番厄介なものが、テスト形式です。
六法は持ち込み可能なテスト不可のテストがありますが、持ち込み可だとしても六法だけで問題は解けません。

テストは、記述式で大体2題3つの問題から1題選んで解答する形式もあります。

『記述式っていっても、穴埋めとか少しあるんじゃないの?

と思うでしょう。

穴埋め、全くありません。
下線が引かれているだけの真っ白のテスト用紙です。裏面まで下線は引かれています。

問題文も、

『〜について説明せよ』『〜の判例についてA説とB説について解説し、自分の意見を述べよ』

というもので、予め頭の中にインプットされていなければ解けない問題になっています。
知らない言葉や判例が出てきた瞬間にTHE ENDです。

この短い問題文で裏面まで解答を書かなければなりません。法学部であることから、論理的に文章がかけているかどうかも重要視する教授もいます。

法学部に入ろうと思っている方は、覚悟しておいた方がいいと思います。
(決して入るのをやめろとは言ってません)

弁護士志望の生徒と同じテストを受けるため難易度は高め?

先ほど述べたように、法学部には弁護士志望の人や、公務員一般企業志望の人までいます。

弁護士を目指している人は、司法試験はもちろん、将来仕事でも法律に関わっていくのでそれなりに勉強をしています。

そのような人たちと同じテストを受けるため、テストの難易度は高めですし、成績の上位層も弁護士志望の人たちで占領されています。

法学部に入っていい成績を取り、奨学金を受給したい方は相当な努力が必要だと思います。

まとめ


法学部はどんなことを勉強しているのか、法学部の実態を理解してくれたら嬉しいです。
疑問や質問がある方はぜひツイッターのDMまで→@kossyblog

『法学部=弁護士』ではありませんよ!笑